今日もまた、報告ミスの為のクレームが起こったということを体験していない
でしょうか。
「報告するのは当たり前だろう」
とつい、上司が怒鳴っている姿を何度もあなたは目撃をしていませんでしょうか?
上司が言うほど、若い社員にとっては、当たり前になっていないみたいです。
NLP(五感言語プログラム)でいうと、「報告」のプログラムができていない
ようです。
そこで、報告・連絡・相談そして確認の正しいプログラムを形成させるため
にも、少し考えてみましょう。
報告は「事実と憶測は分けて報告する」
例:工場での製品に不良品が発生して
「○○製品に××不良が今朝の急激な冷え込みのせいで
全生産量の10%に発生しています。」
この報告は、「○○製品に××不良が全生産量の10%に
発生しています」は客観的事実であるとしても、「今朝の
急激な冷え込みのせいで」は、報告者の意見・憶測かもしれません
このような場合の正しい報告の仕方は、「○○製品に××不良が
全生産量の10%に発生しています。これは私の憶測ですが、
今朝の急激な冷え込みのせいではないかと思います」
このような報告をすることで、上司が正しい判断をし、的確な指示を
行うことができると考えられるのです。
たとえば、ある現場で、若手社員が「工場のミスでお客様から
クレームが来ました」という報告をしました。その報告を受けた営業
部長がいきなり工場長に電話してミスをなじったことから問題が始
まったというケースなどがあります。
この若手社員の報告は、「お客様からクレームがありました。
私の憶測ですが、工場のミスによるクレームだと思います」と言って
くれれば、営業部長も判断を誤らなかったのだろうと考えられます。
結局は、若手社員のお客様への納入書を間違えて渡していることが
クレームの原因だったそうです。
上記のケースは若手社員の報告ミスと営業部長のはやとちりで起こ
った問題です。「事実」と「憶測」を分けて報告することは非常に
大切なことですね。
もう一度基本に戻りましょう!!
Q&A
Q:あなたの報告する習慣として、客観的事実と主観を分けて報告して
いますか?客観的事実または結論を先に伝えていますか?
A:
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