2008年12月16日火曜日

財務分析6

財務分析の最後は、「採算性」です。

あなたの会社が利益を出すにはどれだけの売上高が必要になりますか?

 この質問に対する回答は簡単なようで意外と正確な数値を答えること
のできる一般社員は少ないようです。

 総費用よりも売上高が少なければ当然損失が発生します。
総費用よりも売上高があがれば利益が発生することになります。

そこで、まずは総費用を算出することが重要になるのです。
採算性を分析するときは、総費用を二つに分解することから始まります。 
 
       総費用= 変動費 + 固定費

変動費=売上高に対して比例的に発生する費用。
固定費=売上高とは無関係に一定額発生する費用

利益が「ゼロ」になる売上を「損益分岐点売上高」と呼びます。

損益分岐点売上高の算出式は下記のようになります。

 固定費 ÷ (1-(変動費÷売上高))

上記の(1-(変動費÷売上高))は、(1-変動費率)を指し、
限界利益率と考えることができます。


つまり、固定費÷限界利益率=損益分岐点売上高



Q&A

Q:あなたの会社の固定費を算出してみてください。
  限界利益率も算出してみてください。
  最後に損益分岐点売上高を計算してみよう!

A:


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