2008年10月16日木曜日

経営理念事例1

前回、「経営理念と価値観」という話をさせていただきましたが、保
育園業界へ訪問したときの話をさせていただくと、たまたまその保
育園で保育園業界では高名な先生が理事であり、その方と偶然
お話しすることができました。

「保育業務の目的は何でしょうか?」 と高邁な質問をしました。
先生はやさしくかつ毅然とお答え頂いた。

「家庭養育の補完」

この言葉を聞いて、絶句してしまったのでした。。

今、保育園業界は、「モンスターペアレント」と称した親としての疑
問を持つような保護者が保育園に「家庭養育の代理」を求めだして
いる時代において、あらためて保育の理念を確認できた思いでした。

保育園は「家庭養育の補完」であることがスタートなのです。

この言葉から、園長と話し合いを行い、我が園の経営理念は「個々
のキラリをバックアップ」と決定しました。

園児、職員のキラリを見いだすことに我が園の目的としようと決まっ
たのでした。

園長は以前から園児も職員も「個性」だと言い続けていました。
つまり経営者の価値観として以前から培っていいたのでした。

そこで、「個性の尊重」が経営理念になったものなのです。

この園、この経営は理念が策定されてから、経営戦略立案がお
もしろいようにスムーズに設定できていったのでした。


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