2009年2月19日木曜日

言葉と体験:NLP6

言葉を話す側にも、聞く側にも「言葉の裏側にはイメージや
体験があるということ」を覚えておくことをおすすめします。


特定の言葉の意味や概念は体験・経験がつくりだします。

たとえば、
「仕事ができる人」と3人の人に伝えたら、
Aさんは、プログラム「仕事ができる人=アイデア豊富な人」
Bさんは、プログラム「仕事ができる人=業務処理が早い人」
Cさんは、プログラム「仕事ができる人=カリスマ性のある人」

というプログラムを使って、
Aさんは、営業部の田中さんは良くできる人だ
Bさんは、総務部の佐藤さんは仕事ができる
Cさんは、人事部の松田さんが目標だ

複数の前で、あるメッセージを伝えるとその人その人が持っている
プログラムでイメージするものが変わってくるということです。

先日、10人ほどで平均年齢25歳前後の女子社員対象の研修を
行ったとき、「リーダーと尊敬できる人をベスト3をあげてください」と
尋ねたら、誰も書けなかったのです。

つまり、この10人の女性社員には、リーダーとして尊敬するという
プログラムを持っていなかったのです。

プログラムを持っていない人にイメージさせようとするのが間違いと
言うことになります。。

リーダーという言葉の知識は持っていても、リーダーという言葉による
プログラムが体験・経験を通して形成されていないということなのです。

 これは、大変なことです。これをしっかり理解し、納得して
コミュニケーションを実施することで、人間関係能力は飛躍的に向上
します。

この女性社員の皆さんには、リーダーというプログラム形成が最も
重要だと判明して、研修プログラムを変更したのでした。

Q&A

Q:あなたが何かを伝えるときに、その相手には体験・経験がないなと
  感じたことはないですか?あればそれを伝えてください。
A:

Q:その時、あなたがとった行動はどのようなものでしたか?

A:

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