「脳は快を求めて痛みを避ける」
という3つ目のプログラムについて考察していきます。
脳は第1に「快」につながるような思考や行動をとるときに最大限に働きます。
ゴルフが3食のごはんよりも好きな方は、お腹が減ってもゴルフはやり
続けられます。ゲームが好きな人もご飯のことを忘れて没頭できます。
これは、脳の「快感を求める」という原則によるものだと思います。
第2に「痛みを避ける」という原則がありますが、たとえば評価をうける
ということが非常に痛みを伴うという人にとっては、評価を受けることを
回避するという行動をとります。まさしく「痛みを避けるための」思考や
行動をとるときに最大限働いてくれるようです。
それでは、Aさん、Bさんのクレーム対応の例で考えてみると
Aさんは「クレーム」を解決するプロセスを楽しんでいます。
「クレーム」=「クライアントと本音で語り合って、仲良くなれる
チャンス」ととらえる人なので、クレームと聞くや否や体が自動反応して
クレーム先へ向かうのです。
一方Bさんは、「クレーム」=「やっかいなもの」ととらえています。
この人は、クレームと聞くや否や自動反応して体が硬直して、いかに
現場にいかなくてもいいかを考えてしまっています。
つまり、同じ出来事でも、それを快に結びつけて考えるか、痛みに
結びつけて考えるかで、能力の発揮の度合いが変わってくるのです。
以上、快・痛みの原則、空白の原則、焦点化の原則と
3つを見てきましたが、、いずれも脳は、安全・安心を求めていること
を経営社員はしっかり理解し、納得しておく必要があります。
脳の原則はすべての万人に通用する出来事だからです。
Q&A
Q:あなたが「快を求めて」侵食を忘れてしまうことは何でしょうか?
A:
Q:あなたが「痛みを避けて」ついやってしまうことは何でしょう
A:
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