状態が能力の発揮度に大きく影響することを、お伝えしました。
五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、身体感覚)から得た情報に基づいて
脳が何らかの反応をしたために、自分の能力の発揮に影響を与えた
ということです。
では、脳がどんな反応を起こしたのか?これを知ることは大変有意義な
ことと考えられます。
そこで、NLPでは、脳には3つの大原則があるそうです。
脳の3つの基本プログラム
1,脳は空白をつくるとそれを埋めようとする(空白の原則)
2,意識は同時に2つ以上のことをとらえるのが苦手である、
よって、焦点化が起こる(焦点化の原則)
3,脳は快を求めて痛みを避ける(快・痛みの原則)
今日は1,について見てみましょう。
空白の原則、「空白」とは疑問のことです。つまり「わからないこと」
脳は「わからない」ういう状態(空白)をとても嫌います。
脳が答えを探しているとき、「意識(顕在意識)」のみならず「潜在意識」も
答えを探すために協力しているのです。
たとえば、ある経営者が悩んでしました、社員の「気づき」を高めるにはど
うすればよいか?
社内研修でどのようなプログラムを創ればよいか?という疑問を考えて、
電車の宙づり広告を何となく見ていると、「気づく」という言葉がどんどん
目に入ってきたという体験があると聞きました。
これは潜在意識が動いていたということのようです。
疑問を持つと言うことが、「空白」をつくり、脳はそれを埋めようと一所懸命
活動するということのようです。
Q&A
Q:最近、悩んだり、問題を繰り返して思い返したことを思い出してください。
そのことで、潜在意識が動いたという体験はありませんか?
A:
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