2009年2月5日木曜日

空白の原則:NLP2

状態が能力の発揮度に大きく影響することを、お伝えしました。
五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、身体感覚)から得た情報に基づいて
脳が何らかの反応をしたために、自分の能力の発揮に影響を与えた
ということです。

では、脳がどんな反応を起こしたのか?これを知ることは大変有意義な
ことと考えられます。

そこで、NLPでは、脳には3つの大原則があるそうです。

脳の3つの基本プログラム

1,脳は空白をつくるとそれを埋めようとする(空白の原則)

2,意識は同時に2つ以上のことをとらえるのが苦手である、  
 よって、焦点化が起こる(焦点化の原則)

3,脳は快を求めて痛みを避ける(快・痛みの原則)

今日は1,について見てみましょう。

空白の原則、「空白」とは疑問のことです。つまり「わからないこと」
脳は「わからない」ういう状態(空白)をとても嫌います。

脳が答えを探しているとき、「意識(顕在意識)」のみならず「潜在意識」も
答えを探すために協力しているのです。

たとえば、ある経営者が悩んでしました、社員の「気づき」を高めるにはど
うすればよいか?

社内研修でどのようなプログラムを創ればよいか?という疑問を考えて、
電車の宙づり広告を何となく見ていると、「気づく」という言葉がどんどん
目に入ってきたという体験があると聞きました。
これは潜在意識が動いていたということのようです。

疑問を持つと言うことが、「空白」をつくり、脳はそれを埋めようと一所懸命
活動するということのようです。


Q&A

Q:最近、悩んだり、問題を繰り返して思い返したことを思い出してください。
  そのことで、潜在意識が動いたという体験はありませんか?

A:

0 件のコメント: