2019年7月1日月曜日

最後の転生~実録自伝<蓮友心>~4 人間2年目「植物との会話」

幸せな時代を満喫していた2歳前から言葉を覚えだし、
両親曰く、不思議な現象に面食らったと言う。

公園を両親と散歩していると、
父と母と手をつないでいた所、大きな大木を見るやいなや
手を振りほどいて、大木に向かって走り出した。

「元気だったー」

と叫びながら、大木とハグする姿。


父と母は、目を合わせて仰天していた。
ハグするだけでなく、なんと大木と会話をしだした。

恐ろしくなったのか、母はすぐさま近くまで
走ってきて、


「心 誰と話しているの?」

「この木さん、
 みんながこなくなって寂しがっているよ」

「えっ?」


母は、私の言葉に絶句したようだった。

その頃から、私は、植物と会話を頻繁に交わしていた。




そして、
植物だけでなく、
目に見えない存在達
大いなる存在を見ていた。


父方の曽祖母も
父も見える人であった

よく父から、

「あの人見て見ろ、あの人3日後に死ぬぞ」

と言われて、実際にその人が3日後になくなるということがよくあった。


父と見え方は異なるが
私自身見えることは多々あった。

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