多額の借金返済のため、
風俗業界に出戻り、
浮気を続け、
家庭を顧みない日々が続いていたころ、
あずみねぇねぇから紹介された。
それは、アロマ店を営まれているオーナーであった。
何を思ったのか、この店で働くことを決めた。
おそらく、すぐに技術を身に着け稼げると甘い考えがあったのかもしれない。
しかし、その考えが甘かったと思わせるには、ほとんど時間がかからなかった。
働き始めたものの、させられた仕事は、
『掃除』。開けても暮れても『掃除』。
働き始め一年が経ってても『掃除』。
二年目途中でしびれをきらして、
オーナーに直談判して、
「いつまで、掃除だけなんですか?早くお客様がとれるように技術を教えてください!」
そうすると、オーナーは、
「掃除」
と、一言で一蹴。
よく当時の私としては、
切れずに店をやめなかった
今から思えば不思議でならない。
おそらく、家庭や子供、風俗・浮気と
何かを変えなければならないと
覚悟があったのかもしれない。
アロマ業との出会いによって、
中学生ごろから続いていた万引きやタバコと浮気が
ピタッとしなくなった。
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