2019年7月31日水曜日
最後の転生~実録自伝<蓮友心>~31 コラム「手放し 委ねる」
人間を思い通りにしたいとも
思わない
人間のいざこざには
手出しはしない
静かに見守り
純粋の愛
無条件の愛を送り続ける
自我を味わい尽くした先に
見える景色
自我 執着 依存の手放し
待つことさえも手放し
天 宇宙に全てを委ねる
魂が選んできたシナリオ通りから
天の描くシナリオへと移行する
最後の転生のみが
味わえられる醍醐味の一つ
知ってしまったら
今までいた環境に馴染めなくなる
後には引き返すことはできない
自我をもったままでは
天から降りてくるものを
ちゃんと流し与えることはできない
三次元の世界には私はもういない
今創りあげているものは
次の世代へと引き継ぐもの
新たなる一歩を踏み出すもの
創りあげるため
待つことさえも手放し
『愛の発信
無償の愛
無条件の愛』
揺るぎなき信念
静かなる確信
信頼のもつ奇跡
天への信頼の元に
天 宇宙 大いなる存在のもとで
全て一寸の狂いもなく動かされていく
だから
最後の転生でしか
味わえられない
最終の愛の学び
事実を明らかし
全てを受け入れ
諦めた
地球外生命体
愛を伝えるため
私は今世
生き生かされしもの
私がやること
ただ一つ
波動を整え
あるがまま
ありのままの存在自体を受け入れ
まるごと愛している
無条件の愛のエネルギーで
全てを包み込む
最後の転生~実録自伝<蓮友心>~31 人間29年目「妹次女花蓮の自殺未遂」
知的で異性からも人気のある魅力的な次女の花蓮とは、
幼い頃からそりが合わなかった。
私が翼と百合をそそのかして
一緒にさせたのだと
母方の親族達に言い聞かされ、
私たちの間の溝は深まるばかり、
更に仲は悪化した。
善輝が亡くなり数日が経った頃。
一人暮らしをしているはずの花蓮から
電話がかかってきた。
「ねえねえ・・・ごめん・・・・・」
「花蓮どうした?何かあったのか??」
「薬、大量に飲んじゃった・・・・」
「今家にいるのか?
電話ができるんだったら
今すぐに救急車に電話して病院に向かって!!
心は花蓮の住んでいる場所が分からないから
何処の病院に行くのかを教えて!!
今からそこに向かうから早く救急車に電話するんだよ」
急いで車に乗り込み高速の道から、
とある病院へと向かった。
病院にたどりつくと
救急のベットの上でぐったりと
横になっている花蓮の姿を見つけた。
「良かった。生きていてくれて、
本当に良かった。花蓮、大丈夫か?」
「うん。ねえねえしか頼れる人がいなかったから・・・・
電話したごめん」
「何を言っている。
困ったときは、お互い様だから気にするな。
一人で苦しんでいたんだな。
気づいてあげれなくてごめんな。
でも、自殺は二度とやってはいけないからね。
おかぁと善輝の件で、
生き残った人の気持ちは痛いほどわかったはずだよ。
悲しむ人がいることを忘れないで、
花蓮は一人じゃない
私がいる」
泣きじゃくる花蓮を見た時。
『守らないといけない』
愛おしく思った。
今まで会話もろくにしたことがなく、
不安もあったが、
花蓮一人にすることなどできなかった。
それから、
私と花蓮との共同生活が始まることになる。
一緒に住み始めてからというもの
喧嘩やお酒を飲み明かしたりする日々を送る中、
お互いの誤解を解くかのように、
ちゃんとお互いに向き合い想いを伝え二人で泣いた
二人一緒に助け合いながら
生活をやりくりしていった。
一緒に住んでいた二年と少しの間の半年間
私は本土の季節労働で
家を空けていた時期もあったけれど。
今思えば、花蓮と一緒に過ごせた時間は
とても貴重なものとなっている。
その後、花蓮は愛する人との出会い。
花蓮の長年の夢だった、
優しい旦那さんや子供にも恵まれ、
新しい家族が出来て本当に良かったと思う。
最後の転生~実録自伝<蓮友心>~30 コラム「弟に言われた名言集」
「姉ちゃん。
ちんんちんは
一本で充分なんだよ。」
「姉ちゃんだけは 俺みたいにならないで」
「来世でも 姉ちゃんの側にいるから
俺は姉ちゃんから離れない」
「姉ちゃんの見える未来に 俺はいる?
俺だけの姿が見えないのは気のせい?」
「俺の目が黒いうちは
姉ちゃんに変な虫を寄せつかない
俺が見張っている。
俺がOK 出した男だったら許す。」
エピソード
私の目の前で
台所から
包丁を取り出し自ら自殺を図ろうとした善輝
「俺は生きている価値がない人間なんだ!!」
「生きる価値がない人間なんて
誰一人としていない
生きている 生きぬくことに意味があるんだ!!!!
どうしても死にたいのであれば
心を殺して死ねばいい!!!!
殺してみろよ!!!!
お前の全てを受け止めてやる!!!!
さぁこい!!!!」
善輝の持っていた包丁の刃を手で握りしめて
私自身の胸に突きつけ
私の手から滴る血が流れ落ちる姿を見た善輝
その場で包丁を落とし
身体が崩れ落ち 泣き崩れた
「ねぇちゃんには 一生勝てないや
俺にはねぇちゃんを殺すことはできない」
「馬鹿だな
こんなになるまで自分を押さえ込んで」
泣き崩れて泣き止むまで
ずっと善輝を抱きしめ
一緒に泣いた
その数年後
父が亡くなったことが
引き金となり
私がいない土地で
自ら命をたち首吊り自殺し命を絶った。
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