2019年10月27日日曜日

最後の転生~実録自伝人間<蓮友 心>~ 4 人間2年目 「植物との会話」

幸せな時代を満喫していた2歳前から言葉を覚えだし、
両親曰く、不思議な現象に面食らったと言う。

公園を両親と散歩していると、
父と母と手をつないでいた所、大きな大木を見るやいなや
手を振りほどいて、大木に向かって走り出した。

「元気だったー」

と叫びながら、大木とハグする姿。


父と母は、目を合わせて仰天していた。
ハグするだけでなく、なんと大木と会話をしだした。

恐ろしくなったのか、母はすぐさま近くまで
走ってきて、


「心 誰と話しているの?」

「この木さん、
 みんながこなくなって寂しがっているよ」

「えっ?」


母は、私の言葉に絶句したようだった。

その頃から、私は、植物と会話を頻繁に交わしていた。




そして、
植物だけでなく、
目に見えない存在達
大いなる存在を見ていた。


父方の曽祖母も
父も見える人であった

よく父から、

「あの人見て見ろ、あの人3日後に死ぬぞ」

と言われて、実際にその人が3日後になくなるということがよくあった。


父と見え方は異なるが
私自身見えることは多々あった。

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